リウマチ・膠原病の基礎知識
リウマチとは?

症状は起床時のこわばりや関節の痛み・腫れです。自己免疫疾患のひとつで原因不明です。
関節を構成している滑膜に炎症がおき、滑膜が増殖することで関節の痛みや腫れを引き起こしています。炎症が長引くと骨や軟骨が壊され関節が変形します。また関節だけでなく目の炎症や血管の炎症を伴うことがあり全身の病気です。
現在日本には、70万人以上の関節リウマチ患者さんがいるといわれています。 昔から難治性で治療困難と考えられていましたが、現在では関節リウマチ治療は大きく進歩しています。
新しい薬も次々と開発され、「寛解(症状が落ち着いて安定した状態)を目指した治療」からさらに進んで「寛解を維持させる」時代になってきています。


リウマチの新しい治療

以前は発症後10年以上が経過してから関節破壊が生じると考えられていましたが、最近では発症後早期から急速に関節破壊が起こることが分かってきました。
治療の遅れや効果のない治療を続けると関節破壊が進行し、変形を来たすようになり日常動作が難しくなります。このため関節リウマチは早期に発見して早期に治療することが重要となります。
関節変形を防ぐため早期にメトトレキセートなどの内服治療や生物学的製剤の注射による治療を行っています。現在生物学的製剤は7種類(レミケード・エンブレル・ヒュミラ・シンポニー・シムジア・アクテムラ・オレンシア)ますが、当院では全て対応しております。


リウマチの治療方針

関節リウマチの治療方針は大きく3つあります。
 1. 薬物療法
 2. リハビリテーション
 3. 手術療法
です。当院では薬物療法を行っています。
薬物療法の目的は関節の腫れや痛みを抑えて関節破壊の進行を抑制することです。薬物療法には非ステロイド性炎症薬・ステロイド・免疫調整剤・免疫抑制剤・生物学的製剤(注射)があります。


膠原病(こうげんびょう)とは

身体の結合組織に病変が生じたものを総称して膠原病と呼んでいます。本来なら異物から身体を守るはずの免疫システムが正常に働かず自分の身体を攻撃する抗体を作る事が原因とも考えられているために自己免疫疾患と呼ばれています。
全身性エリテマトーデス・強皮症・多発性筋炎・皮膚筋炎・混合性結合組織病・シェーグレン症候群・リウマチ性多発筋痛症などがあります。各疾患により症状や経過も異なり、また治療方針も違いがあります。


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